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はじめに(ストレスと過敏性腸症候群(IBS))
過敏性腸症候群を発症する原因ははっきりとはわかっていませんが、最近の研究では何らかのストレスが加わるとそのせいで腸の動きがおかしくなり、過敏性腸症候群の症状が出るといわれています。
「ストレスを溜めないようにしてください」などという正論では済まない、
様々な事情や環境の中で働かれている・生活されている方がほとんどです。
とはいえ現代社会にストレスはつきものですので、うまく付き合い・うまく解消していく工夫や試行錯誤は自分の意志で続けていきたいものですね。
ストレス解消で運動したいけど・・・
ストレス解消として、何か運動を始めたいけど何から始めていいかわからない。
という方も多いのではないでしょうか?
・スポーツ経歴なんてないからどうしようかなー
・チームスポーツしかやってなかったし今じゃ一緒にやれる仲間が‥
・そんな仲間もみんな結婚して最近付き合いが‥
・いきなりジム通いとか社会人チームとかハードルが高いな‥
一歩踏み出せない理由って色々ありますよね。
私も社会人になってから運動しなきゃしなきゃと思いながら何もせず、
ストレスで好き放題飲み食いしてぶくぶくと太っていってしまった頃があります。
そのツケが回り、風呂上がりに裸でゲームをしていたらいきなり腰が固まってギックリ腰になりました。
今となっては、筋力低下・体のケア不足・肥満による体のバランス悪化など、ストレスをはじめとして色々なことを言い訳にして何もしていなかったことが原因であると反省しています。
これをきっかけにこのままじゃまずいと思い、自宅でのストレッチ・筋トレ(インナーマッスルトレーニング)→ランニング→ジム通い等々という変遷を経てトレーニングを習慣化し現在に至ります。
私のように故障として表れてしまう前に、ハードルの低い運動から少しずつ始めていければ良いと思います。
人間という者は不思議なもので、一度始めると欲が出てきます。
ちょっとできるようになると、もうちょっとできるのでは?と思い始めるのです。
低いハードルで良いから「始めてみる」という行為が大切です。
そんなストレス解消法として私が実践している「運動」に関して、紹介していこうと思います。
今回は第3回、自宅での筋トレ編です。
ストレス対策として自宅で筋トレをするメリット3つ
自宅での筋トレから始めるメリットは大きく3つあると考えています。
①お金がかからない
②時間・場所を自分でコントロールできる
③”ながら”でできる
①お金がかからない
1つ目はなんといってもお金がかからないという経済的なメリットが大きいでしょう。
会員制ジムに入会してみたけど、全然通っていない幽霊会員になっている方も意外に多いのではないでしょうか?
そうなりそうだなと思う方は、自宅トレーニングから始めることをおすすめします。
器具を買えばお金は多少かかりますが、自重トレーニングはかかりません。
自重だけじゃちょっとという方も、2Lペットボトルを使えばいい負荷になります。
私も2Lペットボトルを使って肩のトレーニングをするのですが、侮ってはいけません!
ゆっくりとした動作で正しいフォームで行うとバチバチに効きます。
最近は昔に比べてペットボトルの真ん中が持ちやすいように凹んでいるので持ちやすいです。
②時間・場所を自分でコントロールできる
ジムに通う・教室に通うとなると出てくるのが、時間や場所の制約です。
教室は開催される時間がスタジオのタイムスケジュールで管理されていますし、
自宅からの距離はあれどジムに通うのも場所の制約が発生します。
過敏性腸症候群の方は、時間で管理されることが苦手な方も多いかと思います。
レッスン中にトイレに行きたくなったらどうしようという心配もあるかもしれません。
自宅での筋トレは空いた時間から始めることもでき、終わる時間も自分でコントロールできます。
トイレを含めた途中休憩も好きなタイミングで取ることができます。
自分の工夫次第で負荷を弱めたり強めたりすることができるのでおすすめです。
③”ながら”でできる
ジムに通う・教室に通うことのメリットは、トレーニングに集中できるという点です。
一方で〇〇しながら行うということはしづらい環境であることも確かです。
どうとらえるかという解釈の違いにもなってしまいますが、”ながら”で行うことも色々なメリットがあると考えます。
私が行っているのは、好きなアーティストのLIVE映像をTVの大画面で流し”ながら”テンションを上げてトレーニングすることです。
ジムでは音楽を聴くことやTVを見ることはできますが、好きな映像までは選べません。
好きなシーンのところに負荷の高い種目を持ってくることで、いつも以上にアドレナリンが出ているように感じます。
あとは洗い物をし”ながら”カーフレイズを行ったり、本を読み”ながら”ヒップリフトをしたり、
姿勢が固まるようなタイミングでトレーニングを少しだけ挟んだりもしています。
さいごに
サラリーマンの私も含め多くの方が運動を職業にしているわけではないと思います。
そして学生→社会人になるにつれ運動の習慣をなくしてしまっています。
コロナ禍の外出制限で運動の機会が減り、また慣れない在宅勤務で身体の凝り固まってしまい身体を痛めたなんて方も多いのではないでしょうか?
見えないストレスと、症状として表れたことによるストレスを一度に改善できる可能性があるのが運動だと思います。
少しずつ・できる範囲から初めていけると良いですね。
もう少し負荷が欲しくなったら、器具を買うなどしてもいいと思います。
継続の敵は”飽き”です。
私はスポーツウェアを新調したり、気になった器具を買ったりして
飽きないように自宅トレーニングを続けています。
新しいウェアはめっちゃテンションが上がりますし、新しい器具をうまく使いこなせた時は達成感が得られます。
ちょっとした工夫や刺激をこういったものに頼るのも、継続の秘訣だと思います。